髪コラム

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皆さんは、そんな疑問をお持ちになった事はありませんか?
TVに映る 俳優、政治家、アナウンサー、
学校の先生、お医者様、そしてお父さん…
7:3、8:2にピッチリと分けた前髪が、薄っすらと透けた頭皮を長さでカバーする姿。 
- そんな風に思った方も多いのではないでしょうか?
子供の頃の一様に共通な「8:2横分け」に対する印象。
それなのに、自分も大人になるとなぜか「横分け」になってしまう不思議・・・。
「なぜだろう・・・?」
その答えは、ここにあったのです。 -


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「8:2横分け」の大人達も、ある日突然あの髪型になった訳ではありません。
彼らのあのヘアスタイルが完成するまでには、徐々に徐々に進行する薄毛と、
長い長い時間が必要だったのです。
あの髪型の完成には、脱毛症に端を発する「髪1本1本の抜けかわりの変化」が大きく関与しています。 まず、健康な髪の抜け替わりについて下記におさらいしましょう。
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人間の頭髪は約10万本。一日に約100本程度の髪が自然と抜けますが、新たに同じだけの髪が生まれる事によりボリュームが減少する事は無く、全体のボリュームを維持しているのです。また、1ヶ月に1㎝程度髪は伸びるわけですから、仮に散髪をする事が無ければ84cm程度まで伸びた髪が自然と生え変わる事となる訳です。(個人差でそれ以上に伸びるケースもあり、5mを超えた例もあると言われています。)
この生え変わりのサイクル(ヘアサイクル)が変化する事で、髪は薄くなっていくのです。
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髪1本1本の太さには特に大きな変化がありませんが、それぞれの抜け替わり(寿命)が短くなる事により、頭髪の伸びに変化が出てきます。寿命が3年となった場合には36㎝、2年の時には24㎝までと、最高に伸びた場合の長さが徐々に短くなってくるのです。また、寿命の短縮により1日あたりの抜け毛は増え、生え変わり直後の産毛の割合が増す事で、見た目だけではなく触感でのボリュームに若干変化が見られ始めます。
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更に薄毛が進行すると、外観に大きな変化が出始めます。進行の著しい部位では、産毛として発毛した頭髪がしっかりとした太さに成長する前に生え変わり、産毛以上に成長しない状況となってしまいます。当然産毛では、頭皮を隠す事もボリューム感を築く事も出来ませんから、生え変わりサイクルの乱れた部分を中心に髪が薄くなってくるのです。

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洗髪時や就寝時の枕元などを中心に、抜け毛の量が増えてきた気がします。
しかしながら、見た目には全く変化が無く、スタイル作りにも全く支障はありません。 -

外見的に大きな変化はありませんが、薄毛部位である前額部を中心に髪の伸びが少なくなってきます。
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更に脱毛が進むと、額の後退に伴いおでこが広くなっていきます。特にそり込みの部分は外観に変化が見られるようになり、三角形の形状で地肌が露出します。
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額の後退に伴い、後退して行った生え際は、更なる進行と共に前額部の露出の拡大に繋がってまいります。
Aの部分の毛量だけでは両方のそり込み部を隠す事が出来なくなる為、自然と分け目はセンターから左右どちらかに移動し、前額部全体の毛量で片方の三角形のみを隠すスタイルを作る様になります。 -

薄毛部位が更に広がる事により、Bの範囲内の頭髪ではボリュームを築く事が出来ません。Bの範囲外の髪でボリュームを築く為に、更に分け目は外側に移動します。
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最終的に範囲Bの地肌は完全に露出し、スタイルを維持する為には、横からの髪の長さを利用し地肌を覆うしかありません。その後、脱毛が進行した場合は、更に外側の髪の長さでスタイルを作る事になります。
この様に、脱毛の進行と共に薄毛部位を隠し続けると、自然とスタイルはセンターパート(中分け)から、6:4分け→7:3分け→8:2分けと変化していくのです。どこかのタイミングで、髪の長さを短くするなど「薄毛部位を隠す」という行為を止めなければ、自然と最終スタイルに向かって髪形は変わっていきます。しかしながら、少しづつ進行する薄毛に対してなかなかきっかけがつかめず、タイミングを逸したままこのスタイルを維持し続ける場合も決して少なくは無いのです。これが、「8:2横分け」の「その訳」なのです。

「8:2横分け」の訳、お分かり頂けましたでしょうか? 近頃では、薄毛をカバーするスタイルとして「髪を染めたり」、「非常に短いスタイルにしたり」など、皆様色々なテクニックをご利用になられています。スタイルの多様化が、「薄毛をカバーするスタイル」のバリエーションにも繋がっているのですね。気になり出したら、まずプロに相談。お気に入りの美容師さんに、一度ご相談されてみてはいかがでしょうか?
ヘアケア・オーソリティ 加藤 彰
















































