男性型脱毛症(AGA)のセルフチェックの方法

薄毛や抜け毛は男性にとってとてもつらいお悩みですが、それが男性型脱毛症(AGA)であれば、男性型脱毛症(AGA)のセルフチェックをしてみましょう!男性型脱毛症(AGA)であれば、多くの方に効果がある薬があるからです。まず「抜け毛が増えたか」どうかですが、頭髪に問題ない方でも1日に100本程度は抜けますし、季節的にもっと抜けることもありますから過度の心配をする必要はありませんが、抜け毛が増えてきて減らないという場合には、注意したほうがよさそうです。

 
次に「髪が細くコシが無くなったか」どうか、これはミニチュア化と呼ばれまして、通常であれば、髪の毛はうぶ毛から成長して太く、しっかりしたものになり、最後に抜け落ちるというサイクルを繰り返しますが男性ホルモンの影響が出ますと、そのサイクルを全うする前に、すなわち成長し終える前に抜け落ちてしまう、これが髪が細い、またコシが無いという結果につながるわけです。

 
続いて「頭頂部が薄い」ですが、AGAでは頭頂部が薄くなってくるという特徴がありまして、この部分の血管は細いため血流が悪くなりがちだから、と言われています。「同世代に比べて薄い」という点もチェックしたいものですが、これは男性であればどうしても年齢を重ねる毎に、発毛する力はダウンしがちなものですが、特に若い男性なのに薄くなってきたというのであれば、AGAの可能性があるからです。

 
「血縁者に薄毛の方がいる」というのもチェックポイントですが、これは男性型脱毛症(AGA)になりやすい遺伝子かどうかという点を見極めるためでして、残念ながらあるタイプの遺伝子を持っている人は、AGAになりやすいことがわかっていますが、これは、男性ホルモンのアンドロゲンが増えることで、DHTというホルモンに変化し、これが毛乳頭細胞にある受容体に結合することで抜け毛が起きてしまい、遺伝子に問題がなければ、アンドロゲンの影響を受けないのです。遺伝というものはご自分ではどうにかできないものですから、がっかりしてしまいますが、たとえばクリニックで遺伝子検査を受ければご自分がAGAになりやすいのかを知ることができますから、早めに対策することもできます。

 
「喫煙・飲酒の習慣があるか」も要チェック!喫煙は血管にダメージを与えて血流を悪くしますし、お酒は適量であれば大丈夫ですが、飲み過ぎは肝臓に負担をかけ、髪の毛の材料であるケラチンを肝臓が作り出す働きを妨げる恐れがあります…このように禁煙するのはつらいものですが、禁煙外来で薬を処方してもらうことで、楽に禁煙することもできますから、大事な髪の毛のために、習慣を見なおしてみてはいかがでしょうか。
「睡眠時間が足りているか」もチェックしましょうね、私たちが眠っている間に成長ホルモンが分泌され、これが髪の毛にも良い影響をもたらしてくれます。

 
ちなみに筋トレをすると成長ホルモンと男性ホルモンが多く分泌されます。そのため筋トレをするのはAGAにとって良いのかどうか、という疑問がありますが、この点については、おそらく問題ない、むしろ筋トレをしたほうがよいという説が有力でして、詳しく解説しますとまず、筋トレで分泌された男性ホルモンは筋肉の増強や修復などにほとんどが使われますし、成長ホルモンは髪の毛を増やすためにも働いてくれますし、テストステロンが減ってしまえば、脱毛の原因であるDHTが増えてしまう可能性があるからです。

 
これと関連しますが、「運動をしているか」というチェックも必要でして、これは運動をすることにより、全身の血流を良くして髪の毛の新陳代謝も良くすることができますし、ストレス発散にもなりますし、軽い運動でも成長ホルモンの分泌量は少し増えます。このチェックを参考にして、ご自分の状態を自己診断してみてください。

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